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【南向きの土地選び】住宅販売員が教えるデメリット4選と注意ポイント3選

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こんにちは、
僕は2004年から住宅販売員として800世帯以上のお家探しに携わり、2014年にマイホームを建てました。
現在は2男2女の6人家族+保護猫『こま』のパパです。
X(旧Twitter)ではマイホームに関わるお役立ち情報や日常を発信、僕の発信が理想の土地を見つける手助けになれば嬉しいです

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この記事はマイホーム計画の土地探しで
『南向きの土地』を検討している方向けです。

日当たりを重視した土地探しを理由に『南向きの土地』を検討している方はたくさんいます。
しかし、日当たりの善し悪しは土地の向きだけで決まるものではありません。

日当たり重視だからこそ選んではいけない『南向きの土地』もあることを知っていますか?

大事なのは土地への日当たりではなく、
日当たりを優先したいスペースに日が当たるかどうかです。

この記事では『南向きの土地選び』に関するデメリットや注意ポイントやについて詳しく解説をしていきます。

この記事で分かること
  • 南向きの土地のメリットデメリット
  • 南向きの土地選びの注意ポイント

この記事を読んで『失敗しない南向きの土地選び』をマスターしましょう。

土地選びで失敗しないための
注意ポイントまとめはこちら

南向きの土地メリット・デメリット

簡単にはやり直しがきかないのが土地探し』
後から気づくメリットは良いですが、
やっかいなのは後から気づくデメリットです。

土地探しの場合、
実際に生活をしてみないと気づけないようなデメリットもあります。

南向きの土地を検討するのであればメリットだけではなくデメリットをしっかり理解し検討しましょう。

南向きの土地メリットデメリット
こま
こま

後悔しないためにも購入前に
メリット・デメリットを知っておくことは大切な事です。

南向きの土地メリット2選

  • 日照時間が長い
  • 資産価値が高い

南向きの土地は日本では全方角の中で最も人気が高く、一般的に他の方角の土地と比べ価格は高く設定されています。

人気の理由の大部分は上記の2点によるものです。

日照時間が長い

南向き1番の特徴は
全方角の中で1年を通して1番日照時間が長く、光が入りやすいことです。

南側に遮るものが無く、上手に光を取り入れることが出来れば、日中電気をつけることもなく光熱費を抑えた快適な生活が出来ます。

資産価値が高い

日本では南向きの土地の人気は不動のものです。
きっと将来においても高い資産価値を保つことが出来るでしょう。

南向きの土地デメリット4選

  • 道路から視線が集中しやすい
  • 道路から音が入ってきやすい
  • 人気が高い
  • 家具などの日焼けが気になる

南向きの土地にもデメリットはあります。

実際に生活を始めてから後悔しないよう
デメリットをしっかり把握し、検討するようにしましょう

道路から視線が集中しやすい

南側にリビングを取る際、オープン外構にしていると通行人からの視線が入りやすくなります。
そのため南向きの土地でも日中カーテンを閉め切って生活をしている方もいます。

こま
こま

せっかくの明るいリビングも、
カーテンを閉め切ると台無しですね。

高低差のある土地選びや、
費用はかかってしまいますが、
目隠しフェンスや植栽を植えるなどの対策が一般的です。

道路から音が入ってきやすい

南向きの土地では道路が南側になるため、
リビングを南側につくると高低差のない土地の場合は道路からの音が直接入ってきます。

特に幹線道路沿いなどではトラックが通る際の振動が気になるケースもあります。

こま
こま

気になってしまうと
24時間悩まされることになり大変なストレスになります。

交通用の多い道路に面している場合、
道路側は遮音性の高いサッシを選ぶようにしましょう。

人気が高い

全方角の中で、最も人気が高いのも南向きのデメリットのひとつと考えられます。

人気が高いとそれに比例し価格も高くなりますし、競争率が上がり売れるスピードも早くなります。

こま
こま

検討する側からすると、
高い物件を素早く判断しなければならないため大きなデメリットとなるでしょう。

自分で判断できるよう、
事前にある程度の知識を身に着けておきましょう。


良い物件に巡り合えた時に決断ができず、
『土地探しが終わらない』状態にならないよう決断をするための準備もしておきましょう。

家具などの日焼けが気になる

日当たりが良いのは確かですが、日中は太陽光に照らされる時間が長いため、夏は暑かったりフローリングや家具などが日焼けしたりとデメリットになってしまう事もあります。

こま
こま

せっかくの新居が日焼けで不細工になるのは嫌ですよね

日焼けの原因は紫外線です。
シェードで光量を調節したり、
紫外線をカットしてくれるレースカーテンや、フローリングにUVカットのコーティングをするなども有効です。

南向きの土地選び注意ポイント3選

南向きの土地選び注意ポイント3選

メリットデメリットを理解したうえで
「やっぱり自分の家族には南向きの土地が合っている」と判断できたのであれば、
『どんな南向きの土地が良いか』の判断ポイントも知っておきましょう。

一言で『南向きの土地』と言っても世界に同じ土地は存在しません。
隣地の状況や前面道路、形や大きさなど様々な条件の違いがあります。

『南向きの土地』を検討するのであれば
条件によっては日の当たりにくい南向きの土地も存在することを知っておきましょう。


日当たり重視の土地選びで、南向きの土地を選ぶ際に気を付けるべき注意ポイントを3つに絞り解説していきます。

  • 間口の広さ
  • 土地の形
  • 前面道路の広さ

間口の広さ

〈間口〉(まぐち)とは
道路に面している土地の長さを表します。
『間口が広い』や『間口が狭い』などと聞いたことがある方もいると思います。

間口の違いによる南からの採光の差

道路付が同じ南向きの土地でも間口の広さによって光の入り方は全く違います。

間口が狭いと駐車場が取りにくかったり、図のようにリビングにあまり採光が取れなかったりしてしまいます。
逆に間口が広いと道路側からの光をたくさんリビングに取り入れることが出来ます。

こま
こま

日当たり重視で南向きの土地を選ぶのであれば、
間口の狭い土地はおすすめ出来ません。

土地の形

台形の土地図解

ある土地の土地の大きさがある場合であれば影響は受けにくいですが、土地の形によって間取りや駐車場の取り方の自由度が変わります。

例えば図のような台形のような土地であれば、せっかく間口が広くても駐車場の取り方に制限が出来てしまい、結果間口が狭い土地と同じような建物になってしまうケースもあります。

前面道路

前面道路図解

今の建築基準法では、幅員4m以上の道路に土地が2m以上接していないと家を建てれない決まりになっています。

しかし、4mの道路幅は車のすれ違いも困難なほどの最低限の幅のため、十分な光を取り入れるには少し狭すぎます。

もちろん道路向かいの建物の状況にもよりますが、日差しがたっぷりと家の中にまで入ってくるのが理想であれば前面道路の幅員は5mは欲しいですね。

まとめ:南向きの土地選び

明るい家
  • 南向きの土地デメリット4選
    • 道路から視線が集中しやすい
    • 道路から音が入りやすい
    • 人気が高い
    • 家具などの日焼けが気になる
  • 南向きの土地選び注意ポイント3選
    • 間口の広さ
    • 土地の形
    • 前面道路

全方角の土地の中で最も人気の高い
『南向きの土地』
もちろん大きなメリットもありますが、デメリットもあります。

購入し、新生活をスタートさせてから
「こんなはずじゃ無かった」とならないよう
しっかりと知識をつけて検討するようにしましょう。

土地選びで失敗しないための
注意ポイントまとめはこちら

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